”丁寧な暮らし” は、ウチには無理だ。
「暮らしにこだわる」というと、ミニマリスト的な”整理整頓された暮らし”が浮かぶかもしれないけれど、少なくとも いまの我が家にはそんなのは無理だ。
子どものおもちゃは散らばるし、ドカンと盛られた洗濯物や、シンクの中の 今にも崩れそうな食器たちに心がザワつくこともある。目を背けることもある。
それはもう仕方ない。
諦めるところは諦める。
だけど、
すべてを「仕方ない」で諦めていると、心が荒んでいくのを感じる。
それには慣れたくない。そこまでは諦めたくない。
だから「仕方ない」が並ぶ日々の中にも、ひとつやふたつの「好き」を残しておく。
お気に入りの道具で仕事をしたり、観葉植物を愛でたり、ベランダで日向ぼっこしながら本を読んでみたり、好きなカップでコーヒーを飲むだけでもいい。
なにも、”特別なこと”だけが、特別じゃない。
ただの日常の中に「心が弾むこと」「穏やかになること」をつくって、見つけて、感じながら暮らしたい。
無理して ”キラキラした生活” を演じるよりも、そういう”小さな幸せ”にちゃんと気づいて、感じていける方がいい。
今日も家に帰れば、洗濯物が積まれたままかもしれない。それもそれで「暮らしの一部」だ。
それでも、
“仕方ない”の中に、
ひとつでも「好き」がある暮らしでいたい。



